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泉水沙耶の「灰色の日常」part2

2014.08.05 21:40|連載記事
『トランスフォーマー ロストエイジ』が公開されますね。泉水はこのシリーズが大好きでありまして、人気キャラクターやレギュラーキャラの新デザインが出る今作も凄く楽しみにしています。

TRANSFOMERS AGE OF EXTINCTION
TF1.jpg


こういう「悪」に対して「正義」が鉄槌を下すタイプのお話は好きです。その逆で「悪」や「正義」の軸がブレる作品も好きなのですが、基本的に熱いのが好きというか、正悪二元論的なものに対する反照は認めつつ、それでも「正義」はあると信じている人なので(だからジョジョが大好きなんですが)、ヤッパリ正義の鉄槌は気持ちが良いです。

何故こんなにスカッとするかというと、主に二つの答えがあると思います。

一つは痛快だから。悪い奴がやっつけられるのを見て、ホーレ、正義は勝つ!という勝どきを上げる気持ちと言いますか。裏表の無い勧善懲悪は気分が良いというのはある程度同意して頂けるのではないでしょうか。うーん、そうでもないかな? 「正義」サイドに魅力を感じられないと気分良くないかもしれませんね。カッコ良い「正義」がカッコ良く「悪」を倒す物語と言ったらどうでしょう。あんまり説明過多にすると胡散臭くなってしまいますが。いずれにせよ、深い意味などなく、ただナイーブに物語から受ける快感に身を任せるという楽しみ方が出来るからです。単純に、カッコ良いからとも言えます。

もう一つは頭が整理されるから。考えにノイズが入らないからとも言っても良いです。日常で「悪」と「正義」がハッキリ分かれて分かりやすく対立することなんてほとんど無いじゃないですか。ほとんど全ての出来事にどこかグレーで誰が悪いのかよく分からない部分が少なからずあると思います。物語ではそこにガイドラインが引かれていて、「こっちが悪」、「こっちが正義」と整理整頓してくれる。よくよく考えて「……どっちが正しいの!?」となってしまうのが常な日々とは違って、「正義」を全力で主張出来る。グレーゾーンというノイズが無いのです。「コイツ悪い奴だな」と思った方がやっぱり悪くて、「正義」によって倒される。非常に分かりやすくてゴチャゴチャしていた頭がスッキリします。

こういう楽しみ方が出来るっていうことは、裏を返せば普段そういった楽しみ(快感)が抑圧されているからだと思います。だからってアドレナリン全開で「正義! 正義!」とエールを叫びながら力を振るったらそれはただの暴力ですけど。

つまり何が言いたいかと言うと、日常は黒でも白でもなく、灰色だということです。もちろん、人生には辛いことも楽しいこともあります。でもその背景には辛くも楽しくもないただの日常が広がっていて、「悪」だか「正義」だか分からない散漫とした価値観がダラっと広がっているのです。

好きな方はお分かりかと思いますが、泉水は『イージーライダー』や『気狂いピエロ』好きです。

と言いつつ、ハリウッド全開な『トランスフォーマー』大好きですし(でもトランスフォーマーって元は日本原産なんですよね)、これもグレーゾーンです。

明日も灰色な日常に色を見出し生きていきましょう。

最終回みたいなことを言いましたが、まだまだ書きたいことがあるのでまだまだ続きます。

それではまた!
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泉水沙耶の「灰色の日常」part1

2014.07.30 16:46|連載記事
今回は連載記事のpart1を書いてみようと思います。具体的に何をしようとしているのかは後々語ります。今回は企画の予告というか触りの部分です。

まず、最近レビューやレポばかり書いていて何のサイトだか分からなくなりそうですが、念のため確認しておきますと、当サイトは同人誌サークル「saya works」のブログです!

ついては活動報告がそのメインコンテンツとなるべきなのだとは思うのですが、自分がアーティストやクリエイターの方を発掘するときは、その作品はもちろんのこと、その人の普段の思考や趣向を見て自分の琴線に触れそうかどうかを判断しているので、泉水の作品を目にして下さった方にも「こんな人間が書いておりますよー」とPRしたいし、何かのキッカケでこのブログを覗いて下さった方にも「他にもこんなことやってますよー」ということを知って頂きたいと思い、試行錯誤している次第です。
私小説を好まない泉水としては、あまり自分語りをしたくはないのですが、「作品だけ見て惚れてくれたらええ」と言えるほどストイックでもないので出来ることはやっておきたいと思います。あと気ままに書くのが楽しいというのもありますかなり。レビューを書くとクリエイターの方からリツイートや感想を頂けることもありますしね。

さて、いつもレビューやレポばかりなのに、何故急に新しい趣旨の記事を書こうかと思ったかと言いますと、Twitterで相互フォローして頂いているとあるライターさんとのやりとりがキッカケで思い立ちました。少し具体的に言うと、泉水がずっと前々から持っていたある感覚が、もしかしたら結構世代間で共有されているものなのかもしれないと思ったのです。その感覚が記事タイトルにも挙げた「灰色の日常」です。
この感覚に関して、思ったことを少しずつアウトプットしていくことは「saya works」の作品の趣旨を端的に表すものであるし、泉水自身の頭の整理にもなると考えたので、このタイトルで連載記事を書くことにしました。

「灰色の日常」。part1の冒頭からいきなり概念的な単語を出しましたが、無責任にこういうことが出来るのが論文と違って良いですね。でもちゃんと説明しますよ。「灰色の日常」とは端的に言うと今の若い人が何となく共有しているかもしれない日常的な感覚です。その感覚で以てものを見ているシチュエーションが少なからず世の中に点在しているのではないかと疑われる概念です。黒でも白でも薔薇色でも百合色でもなく灰色です。
連載を重ねる中でこの「灰色の日常」について少しずつ明らかにしていきたいと思います。

灰色と言えば泉水は阿部共実さんの『空が灰色だから』という漫画が大好きなのですが、巷ではトラウマ製造漫画として有名らしいですね。分かります。分かりますが、色んな気持ちになれてめちゃくちゃ刺激的なのでオススメです。

『空が灰色だから』
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この漫画の中にも「灰色の日常」が潜んでいると思います。それはふとしたときに感じるモヤモヤ感、そして気付いてしまうと途方にくれてしまうような大きいものです。「ツマラナイけどサイアクでもない日常」とでも言えましょうか。そしてその日常には、真綿で首を絞められるような緩やかな苦しみと、いつまでもぬるま湯で飼っていてくれるような不気味な優しさが隠れています。受験や就活といったドラマチックな激戦を超えた後の開放感の更に後で覚える倦怠感に似ているかもしれません。

そんな得体が知れないけれど身近な感覚について、これから思い立ったときに書いていきたいと思います。
とりあえず、「こういうことを思いつきました」という触りのご紹介でした。何だかサブカルっぽい記事なのでサブカルっぽいノイズ音楽を聴きながら書いていたら瞑想状態の門が見えてきて危なそうなので、この辺で一旦おしまいにしたいと思います。

それではまた次回泉水がモヤモヤしたときに続きを書きます。それでは!
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プロフィール

いずみさや

Author:いずみさや
東京在住
漫画原作・小説等を制作
お問い合わせはlied.von.sayaあっとgmail.comまで
twitter:@saya_works
Author画像は自画像ではなくサークルのイメージキャラクターです

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